四条治療センターカイロプラクティック研究所によくお寄せいただくご質問をまとめました。初めてカイロプラクティックを受けられる方はご参考にしてください。
また、この他にもご質問等ございましたら、お気軽にお電話にてお問い合わせください。
カイロプラクティックと整体や整骨の違いは何ですか?
カイロプラクティックと整体の大きな違いは、カイロプラクティックが医学的理論に基づいた100年以上の歴史を持つアメリカ生まれの徒手療法であり、整体は中国から渡り、師弟関係のもとで日本独自で体系的に伝えられてきたものと言われています。
WHO世界保健機関では、整体やアロマセラピーなどは代替医療として認められていません。認められているのは、カイロプラクティックと鍼灸のみで、その理由は科学的根拠に基づき、かつ世界中で共通の治療法、研究発表がさかんに行われ、効果や安全性が客観的に認められているためです。
説明はしていただけますか?
もちろん説明いたします。
「先生は治す人、患者さんは治してもらう人」というような、受け身で治療を受けて頂くのではなく、患者さん自らが、症状の改善を目標に積極的に取り組む姿勢で、治療に協力して頂ければより早く良い結果が出ると思います。
そのためには、ご自身のお身体をよく知って頂きたいので、説明は非常に大切だと考えています。
説明により、「痛みの原因」と「痛みが出る過程」をご理解していただいた上で「日常生活における問題点・改善点」などをお伝えし、ご協力をお願いいたします。「自分ではどのようにすればいいかわからなかった」など、患者さんからのご感想を頂きますが、「何が良くて何に注意が必要か」をご理解して頂ければ、日常生活の中で避けるべき姿勢や行動、後々の再発予防にもつながります。また、ご質問やご不明な点がありましたら、ご遠慮なくおたずねください。
何回くらい通えばよくなりますか?
お身体を早く改善したい、というお気持ちは大変よくわかります。実際のところ、おひとりおひとりのお身体の状態により、施術期間は異なります。問診、整形学検査、姿勢分析など(施術の流れを参照してください)から総合的に判断させて頂ければ幸いです。
一般的な施術期間としては、1回から5回くらいで症状の改善がみられることが多く、最初は1週間に2回程度、症状の回復に伴って、1週間に1回、2週間に1回と様子を観察しながら徐々に施術期間をあけるようにしております。
尚、お身体の状態を配慮して、早く回復される様に、出来る限りの施術をいたします。ただ、お身体の症状が、1回の施術で全て改善されるものではございませんので、予めご理解の上ご来院をして頂ければ幸いです。
副作用はありますか?
カイロプラクティックに副作用はありません。ただ、背骨には自律神経があり、施術することによって治療後に一時的に眠くなったり、だるさを感じたりすることがありますが、それらはすべて身体の正常な反応でカイロの効果が出ていることを意味しておりますのでご安心ください。
万一、数日たってもそのような状態が続く場合にはご連絡ください。
症状が特にありませんが、受けることはできますか?
カイロプラクティックは、すでに痛みを伴った様々な症状に効果がありますが、健康な人はより健康になる徒手療法です。自分では気がつかなくても日常の癖で背骨が歪んでいたり、姿勢が悪くなっていて、未病(病気になる一歩手前)の方が意外に多いのです。
スポーツ選手が、成績を上げるためにメンテナンスとして来院されるケースもあります。
どこのカイロ治療院でも同じ施術方法なのですか?
国際基準のカイロプラクティックは、主に手技による治療法(デヴァーシファイド・テクニックまたはガンステッド・テクニック)を用いています。
日本には、国際基準ではないカイロプラクターが多数存在し、おそらく皆さんが町でよく目にされる「カイロプラクティック」と看板を掲げている治療院は、そのほとんどが整体やマッサージで、中には無資格の人もいます。国際基準のカイロプラクティックを学んでいない人がカイロを行うことは、大変危険で、WHO世界保健機関も法制化されていない国に、その危険性を警告し、国際教育基準を厚生労働省に出しています。
施術後、気をつけることはありますか?
まれに、人によっては眠たくなったり、からだ全体がポカポカと温かくなってだるくなったりする場合があります。
施術後の飲酒は控え、激しい運動は避けた方が良いでしょう。施術後は、なるべくゆったりとした気持ちで、早めにおやすみください。
カイロプラクティックを学びたいのですが。
カイロプラクティックをきちんと学びたいのであれば、日本にはWHO世界保健機関基準のカイロプラクティック教育プログラムを行っている東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック(旧RMIT大学日本校)があります。
当院の院長もこの学校のプログラムを修了しています。
保険は使えますか?
柔道整復師の資格を所有しておりますので、交通事故による後遺症でお困りの方はご相談ください。