手や腕の痛みやしびれには様々なものがありますが、いくつか代表的なものをあげてみます。
- 首の関節周辺が原因で起こる痛みやしびれ
- 手の感覚や動かしたりする神経は、7つある首の骨の下の方の骨と骨の隙間から出ています。猫背や長時間のパソコン作業、デスクワークなどによる悪い姿勢で骨の並びが不整列になり、神経の出る隙間が本来のスペースよりも狭くなって、圧迫されると首や手に痛みやしびれが現れます。
ひどくなり炎症が起こると症状の悪化も心配され、長年にわたり慢性的に負荷がかかり続けると骨と骨の間のクッションが傷つき、突出してしまう椎間板ヘルニアや、負荷により骨自体の形が変わってしまう変形性頚椎症などに移行し、症状が悪化する恐れがありますので、早めのカイロプラクティック治療をお勧めいたします。 - 筋肉などで神経を圧迫しておこるしびれ
- 首から出た神経は肩の前を通り、筋肉や骨の間、場所によってはトンネル状の中を進み、手の先へと延びていきます。筋肉を酷使したり、骨の位置異常などで神経の通り道が狭くなると、しびれなどの症状を出すことがあります。
日常的に多くする動作が発症する原因となっていることが多く、症状が頻発する部位の呼び名から、胸郭出口症候群、肘部管症候群、手根管症候群などの病名がつけられています。
治療法
- 背骨や肋骨など関節のズレを治して姿勢を改善する。
- 肩関節、肘関節、手関節の動きを正常にする。
- 各々筋肉や靭帯などの癒着( 腰痛参照)を改善する。
- その他は各々の状態にあわせ治療します。