五十肩は、英語で" Frozen Shoulder "と言われ「固まってしまった肩(凍結肩)」という意味です。
肩関節の構造は上腕がぶら下がっているために、腕の重量を支えると同時に、重力によっても常に負担がかかっています。40~50歳代になると、肩関節周囲組織(筋肉、靭帯、関節包など)に退行変性が加わり、有痛性の肩関節疾患になりやすくなります。
肩の痛みは、数か月経つと自然に消えていくこともありますが、肩関節の可動制限などが残っていることも少なくありません。初期のうちにカイロプラクティック治療を受けて頂くようにお勧めしています。
また、五十肩の方は、背中を丸めた姿勢の状態になっておられることが多く、猫背になると肩関節のズレを起こしますので、姿勢を改善していくことも重要となります。
治療法
- 肩関節周辺の筋肉、靭帯、特に関節包の癒着( 腰痛参照)の除去。
- 肩関節の可動域を改善する。
- 肩関節に負担をかけている背骨のズレの改善。
- その他は各々の状態にあわせ治療します。